2020年3月30日の週刊ヤングマガジン2020年18号で三田紀房先生のアルキメデスの大戦の211話が掲載されました。
本記事ではアルキメデスの大戦|最新話211話の「国家観の戦い」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
この記事の目次
アルキメデスの大戦|最新話211話の「国家観の戦い」のネタバレあらすじ
(櫂直!この男は許せん!)
(この儂から中国を取り上げるとは!)
東條は櫂を睨みつけながら心の中でこのように思っていました。
日中戦争は未だに厳しい状況にあるのは東條も分かっていましたが、そんな時こそ滅私奉公すべきだと思っていました。
それなのに海軍は撤退するように言っている事に怒っており、兵員に申し開けないと東條は思っています。
それ故に東條は櫂は獅子身中の虫であり、売国奴だと思っていたのです。
櫂の考え
(東條中将 あなたの怒りに正義はあるのですか?)
(あなたは日本の権益を失ったと激高している しかしそれは本心ではない!)
櫂はこのように思っていました。
そしてこの日中戦争のせいで失敗の烙印が押されることを恐れているのだと思っていました。
石原莞爾は満州国樹立の英雄であり、東條も彼みたいに出世して英雄になりたいと思っていました。
それ故に中国へ向けて兵を進めた結果、泥沼の戦いへとなっていって大きな損害を生んでいました。
櫂はこれも全部東條の個人的欲望のせいである心の中で呟きながら東條を睨みつけます。
続けてもうこの戦争の責任を取って潔く要職から退くように呟いたのです。
櫂と東條の心中によるぶつかり合い
そうした櫂の視線に東條は気づき、中国撤兵は自分の偉業を無意味なものにし、表舞台から引きずり下ろす気だと感じます。
そして櫂の事を反政府主義者、国家の禍だと心の中で罵り、この場で櫂を政治的に葬る気でいました。
「外務省丹原課長」
「すべての項目に承認を与えなければ和平協議の本調印には至らないと理解していいね?」
東條はこのように丹原に確認すると、丹原はその通りだと答えると東條は納得します。
櫂は本調印を阻止するつもりだと、全力で潰して失脚させるつもりだと察します。
東條は心の中でまだ白紙に戻せるチャンスがあるから、ここからが本当の勝負だと呟きます。
櫂も必ず承認させてみせると心の中で呟き、東條も心の中で思い通りにはさせないと呟きます。
(これは君と私の国家観の戦いだ!)
東條は心の中でこのように言います。
(この場ではっきりと決着つけましょう!)
櫂も心の中でこのように言います。
再び荒れる
そして牟田口は次の項目を述べようとするが、櫂は満鉄株売却の使い道を述べたいと申し出ます。
牟田口は後回しでいいと言うが、櫂は引き下がりません。
櫂は満鉄株の売却益で日露戦争の外積を返済できる事を報告して、政府関係者の支持を集めたかったのです。
しかし、牟田口は全権大使代表は自分なんだから勝手な真似はするなと言い放ち、櫂も引き下がりません。
東條はまた揉めるのなら協定に疑義があるのではと言い、海軍中将の山本も説明の中断が多いと苦言を呈します。
「いやいや心配ご無用すべては私の采配で進めております」
「合意内容第二項は‥‥」
「日本が持つ太平洋南洋諸島の委任統治権を米国へ移譲する」
牟田口はこのように述べると全員が唖然とします。
海軍中将の吉田は憤慨しているかのようにテーブルを叩きます。
櫂は牟田口の行動に何てことをしてくれたんだと思っており、東條はこれは好機だと感じていました。
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ネタバレを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
以上、アルキメデスの大戦の211話のネタバレでした。
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アルキメデスの大戦|最新話211話の「国家観の戦い」を読んだ感想と考察
櫂が先に満鉄株の売却益の事を話していれば、ある程度怒りも鎮められたと思いますが、その説明なしに牟田口が第二項を言ったので、東條だけでなく海軍側も敵に回した感じになってしまいましたね。
先程よりも事態は深刻な中、櫂は一体どうする気なのか気になるところです