2020年3月23日の週刊少年ジャンプ2020年17号で坂野旭先生の魔女の守人の8話が掲載されました。
本記事では魔女の守人|最新話8話の「シルクハットの発明家」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
この記事の目次
魔女の守人|最新話8話の「シルクハットの発明家」のネタバレあらすじ
魔(イビル)に襲われていたファフナ達はシルクハットの男性であるドレイクに助けられ、家に案内されます。
ドレイクは既にファフナ達がお尋ね者である事を知っていました。
どうして自分達を助けてくれたのかと聞くファフナ。
この質問に対してドレイクは自分にあるのはファフナ達を匿うか、ウヴ連邦王国に突き出すかの選択肢だと言います。
理由は後者は楽に資金を手に入れられるが、前者はリスクしか無かったからです。
「ん―――さてどうしたものか」
「…そうだ」
「今夜は月が綺麗だった」
「夜風にでも当たりながら考えるとするか…」
ドレイクはこう言ってコーヒーを飲み終えると外へと出ていった。
この様子からファフナは味方とは限らないから油断しないほうがいいと思っていました。
ファフナVSドレイク
ファフナも外へと出て刀を抜くと、ドレイクの元に現れます。
月でも見に来たのかと聞くドレイクに対して、王国に自分達を突き出すならそうさせないようにすると言うファフナ。
そしたらドレイクは片手だけでファフナを抑えつけました。
ドレイクはかつてウヴ連邦王国の中枢部でありエリート騎士が集まるメディ市国の魔法付き騎士だったのです。
「もし万が一俺をやり過ごせたとして…」
「この先どうするつもりだ?お前自分が強いつもりでいるのか?」
ドレイクはファフナに対してこのように聞きます。
ファフナが掟に背いて魔女を連れ出したせいで、追手にはやられ、マナスファとナータを危険にさらしたと責めます。
「あの場所で現れた俺がもしもお前達の追手ならお前はもう殺されていたところだ」
「無知で無力で」
「短絡的だ」
ドレイクはこのように言うと、やはり王国に突き出すのが正解かと呟きました。
懇願
マナスファ達を王国へと突き出させたくないファフナは自分が彼女達の人生を狂わせたと言って頭を下げます。
ドレイクは敵かもしれない自分に頭を下げるとはがっかりだと侮蔑します。
「俺には…力が足りないッッ……!!」
ファフナは頭を下げた状態でこのような事を言います。
王国から追手と魔(イビル)を相手にしないといけないのに、自分が弱いせいで2人を危険に晒したと自分を責めるファフナ。
ドレイクは確かにそうだと言いつつ、自分には無い魔女に手をかけると言う選択肢を持っていると言います。
かつてドレイクは騎士として魔女を守り、愛していたがその手にかけていたのです。
それ故にファフナに期待するのは魔女を守る事だと言うのでした。
ドレイクからの提案
そしてもし諦めずに目的を達成したいのであれば、3日以内に自分を超えろとファフナに言うドレイク。
その間に魔法や追手との戦い、生き抜く術を教え込むが見込みが無ければ突き出すと言います。
この提案に対してファフナは受け入れるのでした。
魔女の守人|最新話8話の「シルクハットの発明家」を読んだ感想と考察
話の中ではドレイクはかつてファフナと同じ志を持っていたけど、それを果たせずに終わって当てのない日々を過ごしていたら、ファフナに出会って少し賭けてみようと思ったのでしょう。
それに3日以内ですからかなり厳しい課題ではありますが、マナスファ達を危険に晒した責任を取り、命を懸けて守りたいファフナはドレイクを超えるために死ぬ気で挑んでいくのではないかと思います。