2019年11月11日の週刊少年ジャンプ、2019年50号で原作白井カイウ先生、作画出水ぽすか先生の約束のネバーランドの157話が掲載されました。
本記事では約束のネバーランド|最新話157話の「the world is mine(ザ ワールド イズ マイン)」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
約束のネバーランド|最新話157話の「the world is mine(ザ ワールド イズ マイン)」のネタバレあらすじ
それは、遠い記憶の古の教えです。
背から血を流した人間。その傍らには幼い鬼と、大人の鬼がいました。
幼い鬼は子供のころのソンジュで、初めての狩りをしています。
「まだ生きている。こやつ...まだ...生きようとしている。」
最後の力を振り絞り動こうとする人間を見て、ソンジュは言います。
「はい、それが命。命を狩るということでございます。見なされソンジュ様。」
大人の鬼に促され、ソンジュは森を見渡します。
「全て命。我々は皆、生きとし生けるもの全て、神がつくりし尊き命。命を狩り合い命をつないでいる。」
ソンジュに教えるように大人の鬼は言葉を続けます。
「そして狩りは”借り”全て命は借り物。贈られたものではない。全て神から借りているものにすぎないのです。」
「だから敬意を払いなさい。自分の命にも他全ての命にも。傲らず分け合いなさい。そしてそれゆえに自分で神より借りて神に返すのです。これは我らの守るべき道理(ことわり)」
血抜きも兼ねた、鬼の伝統的な儀式に使う植物、ヴィダを手に取ったソンジュは、ここで儀程(グプナ)を教わりました。
「これが我ら永久の繁栄への道理。王の子たる者、それを決して忘れてはなりませぬよ。たとえ王にならずとも、王を守り支えるために。」
時は過ぎ、かつてソンジュに古の教えを授けた鬼は、王女の名によって捕まってしまいます。
しかし、先生ともいえる存在が残した言葉を深く刻むソンジュ。
実の姉である女王と相対します。
相対す姉弟 王家の私欲と古き信仰の激突
「げに愚かな末弟よ。妾を殺すとな?王の子に生まれておきながら、古き信仰に囚われ王家の意に背き、邪血を連れて逃げた裏切者が。」
女王の言葉に、ムジカは唇を噛みます。
ソンジュは王女こそが裏切り者だと言い返します。
「私欲のため守るべき通りに背き、クソッタレな”約束”で全てを歪めた。その上”邪血”を独占抹消しようとした。反吐が出るぜ」
「よい、お前には既に期待もしておらねば、関心もない。」
言い合うソンジュと王女。
ムジカは、エマとレイとノーマンに、今の内に、その子を連れて下がるようにいいます。
しかし、ザジは気を失っていて動かせる状態ではありませんでした。
レイが、ムジカに女王が死ななかった理由を聞きます。
「女王レグラヴァリマには、核が2つある。」
さらに、1つ目の核を潰した今、2つ目の核で復活したのだとムジカは答えます。
「初代王より王家に代々受け継がれる秘密の遺伝。私も詳しくは知らないけれど...王族にはごく稀にそういう子供が生まれてくるって...」
ムジカの話を聞いたエマが、ソンジュはどうなのかと質問しますが、ムジカは首を振ります。
「先王の子で核が2つなのはレグラヴァリマだけ」
王女と相対すソンジュは、嫌な気配を感じていました。
(元々近寄りたくもねえ嫌な化物だったがよ。尚一層桁が違う。復活前とはまるで別の生物。)
これが第2の核の力なのかと考えるソンジュですが、幸い一つ目の核は既に破壊済だと悲観に暮れる事はありません。
残る核の場所が問題ですが、槍を投げた攻撃の際に、ソンジュは女王の腹のどこかに核があるのだと検討をつけます。
(核を体内で動かせる可能性も0じゃねえ。いや関係ない、動く前に斬る。一撃で確実に討つ!!)
女王が爪を伸ばしたのと、ほぼ同時に、ソンジュは女王の腹を斬ります。
真っ二つになる女王ですが、ソンジュの槍には粘着質なものが絡みつきました。
圧倒的な力を見せつける女王 しかし腹は満たせず
(粘着。ギーラン配下が持っていた...)
女王を斬った後の粘着質なものを見たノーマンは能力に気づきます。
槍が抜けないソンジュ。
女王はあっという間に体が修復し、攻撃してきます。
ギリギリ躱したソンジュは槍が取られたことに苛つきます。
「案ずるな、返す。」
女王はソンジュに向かって槍を投げます。
ソンジュの左腕に突き刺さり、腕が引きちぎれてしまいました。
「確かに我が核は今、腹にある。」
王女は、だがそれが何だ。と、倒れるソンジュに向かって言います。
「それを知るとて何も変わらぬ。何も出来ぬ。何もさせぬ。若く王族の端くれたるお前であろうと、他の何者であろうと、げに爽快。」
「これぞ力!圧倒的力だ!」
両手を挙げて力に酔いしれる女王。
「ソンジュお前には解るまい。思わず笑みが溢れる全能感!ただ蘇っただけではない、生まれ変わった!力漲り五体冴え渡り、食うた者の記憶・力・全てまで我が物として引き出せる。解るまい私は今その境地に至ったのだ!!」
「これが選ばれし者の感知する世界。世界は全て妾の物なのだ。全て命は妾の糧。臣下も民も反逆者も家畜も、親兄弟も全て!!妾は誰より食うて、誰より強い!!」
女王は高揚感でさらに背をのけぞらせます。
そして、顔に口が生え、歪んだ笑みを浮かべました。
「まだだ、まだ足りぬ。まだ食える。足りぬ足りぬ足りぬ」
「邪血、GF(グレイス・フィールド)」
エマ達4人に標的を変えた女王、その顔は飢えた狼のような口に変わっていました。
女王の爪がムジカに迫ります。
「何だその顔は、何故下がらぬ。」
ピタリと動きを止めた女王は、ムジカに問いました。
ムジカは女王の問に、問いかけで返します。
「可哀想に。あなたはなぜ、そんなにもひもじく飢えているの?」
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ネタバレを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
以上、約束のネバーランド157話のネタバレでした。

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約束のネバーランド|最新話 157話の「the world is mine(ザ ワールド イズ マイン)」を読んだ感想と考察
鬼の一部が信じている古き信仰の詳細が出てきた話しでしたね。
自分さえ良ければ良い女王とは、真逆の分け合いの精神を大切にしているのが古き信仰です。
ソンジュの先生が言っていた「神から借りているもの」という言葉が非常に印象に残りました。
いよいよ女王は歯止めが効かなくなってきましたね。
エマ達と知恵とソンジュ達が力を併せて女王を倒すのか、古き信仰で可能性が浮上した女王自らが破滅を招いてしまう終わりなのか。
どんどん展開が楽しくなってきました。
次のお話が楽しみです。