2020年2月12日の週刊少年マガジン2020年11号で猪ノ谷言葉先生のランウェイで笑っての128話が掲載されました。
本記事ではランウェイで笑って|最新話128着目の「無鉄砲」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
この記事の目次
ランウェイで笑って|最新話128着目の「無鉄砲」のネタバレあらすじ
その歩きによって会場中の観客を魅了した千雪。客席から見ていた研二は、航に言います。
「ミルネージュの名前を変えないでほしい 頼む 航」
「何度も言っているだろ 無理だ」
航はあらためて研二を諭すように語ります。
業務提携先であるBEYONDによって最近陽の目を浴びていない日本ファッション界に世界が注目していること。
ミルネージュの名前をBEYONDに変更しさえすれば、事務所の運営はそのままで良いと約束されていること。
それでも航は続けます。
「ミルネージュがいいんだ 頼む…航」
ランウェイを去る千雪の背中を見ながら、研二は立ち上がります。
「どこ行くんだ?」
「航にだけアプローチしてても仕方ないからな バックヤードにいる実力者にアタックしてくる」
それを聞いた航は驚いて止めようとします。
なぜならミルネージュが今のような経営危機に陥った原因は、その研二の過去の無謀な営業によるものだったからです。
しかし研二は航に微笑みかけます。
「このあとシャルロットが千雪と同じランウェイに立つ 千雪の方がいいモデルだと思ったら 考え直してくれ」
研二と千雪に対する航の想い。
微笑む研二に、航は口には出しませんが、思うことがありました。
確かに研二は千雪に取り返しのつかないことをしました。ただそれ以上に、低身長のモデルの現実に悩んでいたのではないのかと。
(自分のしてしまったことを解決しても 越えることのできない壁がある)
千雪のためにブランドを立ち上げたものの、上手く行くわけもなく経営に苦しんだこと。
低身長という壁がある千雪に、これ以上希望を持たせてはいけないのではないかということ。
(何が責任で 何が無責任か 自分を責め続けたお前の目に 千雪ちゃんのショーはどう映った?)
有力者を求める研二がバックヤードで出会ったのは"世界の"北谷つとむ
出番を終え控室で退屈していた北谷つとむは、付き人のギンジに自分を笑わせてみろと求めます。
ギンジの芸は酷く北谷には全くウケませんが、そのギンジがナンパをしてきたと誰かを連れてきました。
「おっさん」
現れたのは研二でした。
「ガハハ ちょっとおもしろい」
北谷つとむとの突然の出会いに驚きつつも、研二はフランスとの繋がりも強い北谷の機嫌を取ろうと芸を披露しはじめます。
しかし芸も尽きたのか、やがて床に突っ伏し息を切らせる研二に、北谷は上から余裕の表情で告げます。
「で? ワシに紹介したい子がおって ご機嫌伺ったってところかァ?」
「お見通しですか… すみません力不足で」
北谷は体を張ることも辞さない研二の姿勢は褒めるものの、権力者の斡旋は嫌いだから出て行ってくれと冷たくあしらいます。
しかし心の中で研二は考えていました。
(千雪のタイムテーブルは頭に入れた そろそろ2巡目の出番だ)
パリコレに行きたいと言った、かつての千雪の言葉が頭の中に浮かびます。
(泣くな 俺に泣く資格はない)
「北谷さん ひとつ勘違いがあります… 私は人を紹介しにきたわけではありません」
「ファッションショーの魅力について語らいにきたのです」
「よかったら そちらのテレビつけさせてもらっても よろしいですか?」
千雪の次のランウェイの時間が迫ってきていた。
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ネタバレを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
以上、ランウェイで笑っての128話のネタバレでした。
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ランウェイで笑って|最新話128着目の「無鉄砲」を読んだ感想と考察
登場初期はやり手で娘にも厳しい社長という風だった研二でしたが、ミルネージュの経営危機がわかり、最近では実は子煩悩で弱々しい父親という側面が強く出ていました。
その研二が今回またも情けない姿を晒しつつも、ついに千雪のために動き出しました。
ミルネージュが現在抱えている問題は名称をBEYONDに変更するというほぼその一点に絞られています。
赤の他人、そして通常の経営の観点からすれば、そこにこだわり続ける研二の心情は理解の範疇を越えているところがあります。
でもそれこそが研二の愛であり、千雪の夢であり、会社を立ち上げたすべてと言ってもいいのでしょう。
研二にとってはミルネージュ(フランス語で千雪の意味)でなければ何も意味がないのです。
今回、研二にあらためて大胆な行動を起こさせたのは、やはりランウェイを歩く千雪の姿でした。
次回、再びランウェイに立つ千雪の姿は、北谷の心を動かすことができるのか。熱く期待です。