2019年10月28日の週刊少年ジャンプ、2019年48号で吾峠呼世晴先生の鬼滅の刃の180話が掲載されました。
本記事では鬼滅の刃|最新話180話の「恢復」のネタバレあらすじと感想をまとめた記事になります。
※ここから先ネタバレ注意です
鬼滅の刃|最新話180話の「恢復」のネタバレあらすじ
先を急ぐ炭治郎と冨岡の元に、二人の訃報が伝えられます。
時透と玄弥の死に、涙を流して悲しむ炭治郎でしたが、しっかりしろと自分に言い聞かせます。
(前を向いてひた走れ。最期の最期まで戦い抜く。みんながそうしたように、俺もそうする迷いはない。)
(例え不完全な状態であったとしても。)
(俺は受け継ぐことができなかった者だった。)
炭治郎は、千寿郎からの手紙から伝えられた、本来は十三の型があるはずのヒノカミ神楽を、十二までしか知りません。
(だけどそれでも俺は必ず無惨を倒す。みんなのためにも。俺は...俺たちは...)
炭治郎は想いを胸に、冨岡と共に走り続けます。
間に合わず。復活してしまう無惨
「だめだ間に合わない。珠世さんが持たない。」
「無惨が復活する。」
鬼滅隊の指令室で、産屋敷輝利哉が気づきます。
「隊士たちの第一陣は間もなく到着します。」
「第二陣も追ってすぐに」
産屋敷の姉妹が状況をつぶさに輝利哉に伝えます。すると、輝利哉は止まるように指示を出したのでした。
しかし、既に隊員たちが無惨の肉魂を見つけ、取り囲んでいます。
「刃が届かない!」
「落ち着け!」
「誰か飛べるかあそこまで」
「それよりまず四方八方に足がけしている肉を切ろう」
「待機命令が出てる!」
「待機なんてしてる場合じゃないだろ!柱が来るまでに、少しでも何か役に」
隊員たちが混乱しているその時、肉魂の上に無惨が飛び出てきて、一瞬のうちに周辺の隊員を皆殺しにしてしまいます。
「柱の到着を待て!回復の為の食糧にされる。聞こえている者!皆一旦退きなさい!」
指令室から、カラスを通して産屋敷輝利哉が指示を出しますが、無惨によって全員死んだ後。
伝令役のカラスも首を落とされてしまいます。
体中に牙と口が生えた、禍々しい姿で、不敵な笑みを浮かべる無惨。
「千年以上生きていると、喰い物が旨いという感覚も無くなってくるが、餓えていた今の食事は実に美味だった...。」
「私の為に、わざわざ食糧を運んできたこと、褒めてやろう産屋敷。」
「跡継ぎとなった息子か娘、どちらが指揮を執っているかは知らぬが、実に優秀だな。」
「私の前で跪頭を垂れるならば鬼にしてやってもいい。ちょうど私は殆どの部下を失った所だ。」
無惨の片手の手の平に生えた口が、くちゃくちゃと音をたてて肉を貪ります。
もう片方の手には、顔だけになった珠世の姿がありました。
最期まで抵抗する珠世 無惨に散る
無惨の親指が目に食い込まれていて、酷く痛ましい姿の珠世。
珠世はあごから下をすでに失っていて、ほとんど無力に等しい状態でした。
そんな珠世に、無惨は勝ち誇ったように言葉を投げかけます。
「どうだ?珠世。お前の鬼を人間に戻す薬とやらも、結局効きはしなかったようだぞ。」
「お前...は...今日...必ず...地獄に堕ち...る...」
「今まで何百もの人間が私にその言葉を吐き散らかしたが、それが叶うことは決して無かった。気の毒なことだ」
「私の夫...と...子供を...かえ...せ...」
「ならばすぐさま死んで、"己が殺した"身内の元へ行くがいい」
涙を流す珠世を、無惨は容赦なく握りつぶしてしまいました。
蓄積する死、怒り。殺戮の夜が始まる
珠世が死んだのを察知した愈史郎は、体勢を崩し、壁に肩をぶつけてしまいます。
うずくまり、畳に手を喰い込ませて、怒りを抑え込もうとする愈史郎。
しかし、大好きな珠世を殺された怒りは凄まじく、血が滲むほど歯を食いしばっていました。
一方、無惨によって虐殺されていく鬼滅隊員たち。
産屋敷輝利哉も懸命に退がるように指示を出しますが、次々に殺されていきます。
「義勇はまだか!?」
「逆方向です...」
絶望的な情報に、産屋敷輝利哉は焦ります。
(ああ!子供たちは次々と殺される。無惨は回復し珠世さんの命も無駄となる)
無惨が通った後には、鬼滅隊員たちの屍が転がっています。
すっかり回復しきった様子の無惨。
「もういい。誰も彼も役には立たなかった。鬼狩りは今夜潰す。私がこれから皆殺しにする」
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ネタバレを最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
以上、鬼滅の刃180話のネタバレでした。

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鬼滅の刃|最新話180話の「恢復」を読んだ感想と考察
今回のタイトルで使用された「恢」は、<失われたものを再び手に入れる>という意ですね。
一般的には「回」を使うので、タイトルから不穏だなと感じてはいましたが、このタイミングでの無惨復活とは思いもよりませんでした。
助からないだろうなとは思っていた珠世さんも、無惨に握りつぶされて跡形もないなんて、やるせない想いが募ります。
あんなに珠世さんが好きだった愈史郎が、喚かず怒りをこらえているシーンは、見ていてつらいものがありました。
無惨は鬼滅隊員を食べて、いとも簡単に回復してしまいましたね。
鬼滅隊の優位をひっくり返され、準備してきた事や皆の献身が無駄になってしまった事に、徒労感を感じさせます。
こんなに有り難くない”回復”に感じさせるのは、さすが吾峠呼世晴先生といったところです。
まだまだ激戦が続く予感がしてきました。
上弦の肆と対峙している伊黒と甘露寺も気になります。
今後の展開に期待ですね。
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